2004年9月1日水曜日

恵みという言葉の本当の意味


9月の礼拝メッセージ

メッセンジャー:デイビー・カップ師

(アメリカ・ロングビーチ:シティ・アット・ザ・クロス主任牧師)


私達の生活において、一番大切なものは恵みです。恵みがどんなものかはっきりわからなければ問題が来ます。ですから、 恵みがどんなものかはっきりわかる様に、今日お話します。

 ①私達は恵みによって救われました。

エペソ人への手紙2章8節
「あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、 あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。」
 
   
 ②私達は今、この恵みの真中で立っています。

ローマ人への手紙5章1~2節
「このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの 主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰に よって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。」


 ③私達は恵みによって成長します。

ペテロの第二の手紙3章18節
「そして、わたしたちの主また救主イエス・キリストの恵みと知識とにおいて、 ますます豊かになりなさい。栄光が、今も、また永遠の日に至るまでも、主にあるように、アァメン。」


ますます豊かになるとは、ギリシャ語で成長することです。
 ①~③まで全ては恵みによります。恵みの本当の意味は何ですか?英語ではグレース、ギリシャ語ではカリース。 多くの人の解釈は、恵みは罪のゆるしです。でもこれは、あぶない意味です。恵みが罪をゆるすものなら、 たくさん罪を犯して、たくさん恵みをもらいます。これは間違っています。恵みという言葉の本当の意味は、 神からの能力、賜物です。

 1)神から召された通りのあなたになることの出来る能力。
 2)神が召された通りにあなたがすることが出来る能力。

素晴らしい意味ですね。恵みは罪をゆるすものじゃない、恵みは罪を犯さないものです。恵みがあったら、何でも出来ます。 恵みは神様があなたに「それをしなさい。」と言ったら、「はい出来ます。」言葉だけじゃない、本当の能力です。 神様が、「あなたは聖徒です。」と言ったら、恵みによって、あなたは聖徒です。私達は罪人じゃないですよ!

 恵みは罪をゆるすものじゃない、なぜならイエス様の生活を見たらはっきりわかります。 


ヨハネによる福音書1章14節
「そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。」
 

(イエス様は天の御言葉でした。でも人間になりました。) 

「わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、 めぐみとまこととに満ちていた。」 

 イエス様は恵みにあふれていました。
イエス様は何か罪を犯しましたか?イエス様はただの一度も罪を犯しませんでした。 
全く清いお方でした。だったらなぜ恵みがいりましたか?なぜ恵みにあふれましたか?
イエス様は神様でした、 でも普通の人間でした。
どうやって全ての父の御心をまっとう出来ましたか?“恵みによって”です。
+   +   +
 ルカによる福音書2章40節
「幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。」 

 イエス様は神の恵みにより、もっと強くなりました。恵みは神の力。何でも出来る力の種です。 恵みは神の力、神の資源、能力です。 

 コリント人への第二の手紙12章7節~9節
「そこで、高慢にならないように、わたしの肉体に一つのとげが与えられた。
それは、高慢にならないように、 わたしを打つサタンの使なのである。
このことについて、わたしは彼を離れ去らせて下さるようにと、三度も主に祈った。
 ところが、主が言われた、『わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる。』」 

 イエス様は、パウロのお祈りを3回聞きましたね。
それで神様の答えは、「だいじょうぶ、あなたの罪をゆるします。」 じゃあなかったですね。
「わたしの恵みはあなたに対して十分です!」イエス様の恵みが来た時、イエス様の力が来ます。 「それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。」 

 コリント人への第二の手紙9章8節
「神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに 富ませる力のあるかたなのである。」 

 恵みは力です。すべてのための。すごいですね。 

 コリント人への第一の手紙15章9~10節
「実際わたしは、神の教会を迫害したのであるから、使徒たちの中でいちばん小さい者であって、 使徒と呼ばれる値うちのない者である。しかし、神の恵みによって、わたしは今日あるを得ているのである。 
そして、わたしに賜わった神の恵みはむだにならず、むしろ、わたしは彼らの中のだれよりも多く働いてきた。
 しかしそれは、わたし自身ではなく、わたしと共にあった神の恵みである。」 

 どうやってパウロは、だれよりも多く働く事が出来ましたか?神の力です! 

 テモテへの第二の手紙2章1節
「そこで、わたしの子よ。あなたはキリスト・イエスにある恵みによって、強くなりなさい。」 

 ではどうやってこの恵みを受けますか? 

 ヨハネによる福音書1章16節
「わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた。」 

 弟子達は、どうやってこの恵みを受けましたか?
彼らは、イエス様と一緒に歩きました。
イエス様と一緒に話し、食べ、 笑い、働きました。
その関係からその恵みをもらいました。

イエス様との関係がなければ、その恵みももらえません。 
これは大切です。この恵みの流れは、イエス様との正しい関係によって、五役者を通して信者達に流れます。 

イエス様が天に昇られた時に、この五役者を、教会の身体に与えました。この五役者、5つのミニストリーは、5つの恵みです。
+   +   +
この1900年代、ほとんどの教会は、牧師、教師、伝道者だけの恵みがありました。
でも今、神様はもう一度、 使徒と預言者を立てあげて、その人の恵みが教会の中に流れるようにされています。本当に素晴らしいです。 聖書にそう書いてあるかを、見てみましょう。 

 ガラテヤ人への手紙2章9節
 「かつ、わたしに賜わった恵みを知って」 

彼らがパウロを見た時、使徒の恵みがあるのを見ました。 

一番大切なことは、その人にあるその恵みを知らなければならないということです。 知らなければ全然何ももらえないのです。はっきりとその人にある恵みを知るように!
 エペソ人への手紙3章2節
 「わたしがあなたがたのために神から賜わった恵みの務について」 

パウロは神様から恵みをもらいました。
それは自分のためではなく彼らのためでした。
ですから五役者も又、 あなたがたのために神様から恵みをもらっています。 

 エペソ人への手紙3章7節
「わたしは、神の力がわたしに働いて、自分に与えられた神の恵みの賜物により、福音の僕とされたのである。」 

その人を通して働かれる神の恵みの賜物を、はっきり分からなければ、恵みをもらうことができません。
 エペソ人への手紙4章7節
「しかし、キリストから賜わる賜物のはかりに従って、わたしたちひとりびとりに、恵みが与えられている。」 

キリストの賜物は恵みです。キリストの賜物は、その五役者です。 

 エペソ人への手紙4章16節
「キリストを基として、全身はすべての節々の助けにより、しっかりと組み合わされ結び合わされ、 それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育てられていくのである。」 

節々は、ジョイントですね。この関係の所です。
その関係をつくる時、恵みが流れます。
頭なるキリストから五役者を通して、 人々に神の力が流れます。何でも神の御心を行う事の出来る力が流れます。
そして、教会は強くなって、成長します。 でも、教会が成長するためには、5つの種類の恵みが必要です。ほとんどの教会が3つだけ。

でも今神様は、 教会の身体を愛していますから、全部を与えています。
皆さん、蛇口から恵みが流れる時、その下に来ましょう! 

0 件のコメント:

コメントを投稿